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×2020年4月→改め2021年3月よりJOCVとしてケニアへ。いろいろ情報発信ができるといいな

念願のナイロビ国立公園サファリ・ツアー その1

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皆さんのケニアのイメージとして、サバンナとそこに住む野生動物たちというのは、かなり大きいんじゃないかと思います。
ケニア国内で国立公園などの管理を行っているケニア野生生物公社(Kenya Wildlife Service=KWS)のHPによると、ケニア国内には16ヶ所の国立公園(National Park)と、7ヶ所の国立保護区(National Reserve)、5ヶ所の海洋公園(Marine Park)など、全40ヶ所以上あります。
こうした自然や生物を活かした観光は、ケニアの主要な産業の一つとなっています。

その中のひとつであるナイロビ国立公園は、ケニアの首都ナイロビの南部に位置する国立公園です。この公園の特色は、何と言っても500万人の人口を有するアフリカ屈指の大都市ナイロビに隣接している立地です。
ナイロビ市内やジョモ・ケニヤッタ国際空港から車で数十分という、アクセスの良さ。にもかかわらず、様々な種類の野生動物を見ることができる気軽さが魅力です。

ケニアに来てそろそろ1年近く経つのに、未だに国立公園へもサファリツアーにも行けていなかった私ですが、さる2月26日(土)に、ついに念願のナイロビ国立公園のサファリツアーへ行ってきました!
(ちなみに、サファリ=Safariとはスワヒリ語で「旅」の意味なので、サファリ・ツアーというのは意味が重複する変な言葉なのですが笑)

あれこれ文章で説明するより、画像や動画を見てもらった方がいいと思うので、たくさん貼っておきます。心ゆくまで堪能ください!

ナイロビ国立公園にはゾウがいないんですが、入り口にゾウの像(笑)があると言って笑っています。

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エントランス・ゲート

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キリン。スワヒリ語ではトウィガ(Twiga)

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ナイロビ国立公園内では最もよく見かける動物の一つです。

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とげのあるアカシアの木の葉っぱをよく食べているそうです

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キリンさんは、私たちのことなどそれほど気にせず、のんびり草を食んでいるので、観光客にやさしい。

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サファリのビッグ・ファイヴの一角、ライオンです。スワヒリ語ではシンバ(Simba)。

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見られています

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オスもいました。

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「ライオン発見」の情報が流れると、サファリカーが詰めかけて、大渋滞になります...笑

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ビッグファイヴの一つ、サイです。これはクロサイだそうです。ナイロビ国立公園では、サイが比較的よく見られるそうですよ。

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これは子連れのシロサイ。サイに限らず動物たちは、暑い日中を寝て過ごしています。背中のでっぱりがシロサイの特長だそうですよ。

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サイはスワヒリ語でキファル(Kifaru)。立っているサイは一度も見られませんでしたね...

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ビッグ・ファイヴの一角、アフリカスイギュウ。スワヒリ語ではニャティ(Nyati)あるいはンボゴ(Mbogo)。

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お前は本当にビッグファイヴなの?と言いたくなるくらいたくさん見られますが、このいかつい角がかっこいいですよね。

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暑い時間には木陰で休んでいます。

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角の上にウシツツキがいます!

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シマウマ。ナイロビ国立公園では最もたくさん見られる動物の一つです。

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ずんぐりした身体つきに、短い脚、ぴんと立った長い耳。これって馬なの...?と思っていたら、答えはスワヒリ語にありました。

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スワヒリ語でシマウマはプンダ・ミリア(Punda Milia)。プンダ=ロバ、ミリア=縞です。そう、彼らはスワヒリ語では「シマロバ」なのです!

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人間のことなど気にしていないように見えて、案外気にするタイプ

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シマウマは群れを作って行動します。水場の近くに特にたくさんいました。

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イランド。ウシ科の動物で、インパラやガゼルと比べるととても大きい

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こんな巨体でも、とても足が速く身軽で、車の上を飛び越えることもあるのだそうです。他所と比べてナイロビ国立公園では比較的よく見られるのだとか

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イボイノシシ。スワヒリ語ではムハンガ(Mhanga)。「プンバァ(Pumbaa)」は「馬鹿である」(動詞)という意味です笑

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イボイノシシはけっこう小さい印象です。

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子イノシシを連れていたので、あれが成獣だと思われます。

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こちらもナイロビ国立公園内ではよく見かける動物、インパラ。お尻に縦の3本線があるのが特長だそうです。

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インパラは一夫多妻の群れをつくります。角のあるのがこの群れのオス。

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インパラの群れのメスと子供たち

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群れの支配をめぐって、オス同士は激しく戦うそうです。時にはこんなふうに角が折れてしまうのだとか。

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草むらの中に3種類の動物がいます(わかりますか?)

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ハーテビースト。こちらも群れで行動している草食動物です。

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ハーテビーストもナイロビ国立公園内ではよく見かけます。

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ガゼル。スワヒリ語ではスワラ(Swala)。トムソンガゼルと、もう一種のガゼルがいるそうですが、どっちがどっちか忘れました...

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ガゼルは実にいい角してますね。

かなり写真が多いので、また次のブログでも紹介したいと思います!お楽しみに!