ティカの動物たち(哺乳類編)
最近なんだか忙しく、そのわりにネタがないため、ブログをぜんぜん書けてないのですが、たまには書きます。
色々と写真が溜まってきたので、私の好きな動物ネタを。
第一にイヌを挙げたのですが、イヌって案外見かけないんですよね。
そもそもイヌを飼ってる人があまりいない。イヌと言えば大半が野良犬です。
そして、街中にもそんなに野良犬はたくさんいません。
野良犬はたいていおとなしくて、人間が来るとそそくさと逃げていくやつばかりです。
そんな野良犬を見ていると、過去に聞いたいくつかの話が思い出されます。
①途上国の街中に住んでいる野良犬はおとなしいイヌが多いが、それは気性が荒くて人間に嚙みつくようなイヌは人間に殺されてしまうからであり、気性のおとなしい血統のイヌしか生き残れない
②ケニア人はイヌが悪さをすると、けっこう容赦なく殺す
あくまで仮説ですが、なるほどなぁ、と思います。
ちなみに、イヌを飼ってる人にも何人か会ったことがあるのですが、飼いイヌの飼育環境もけっこう劣悪で、日本人との感覚の違いを感じました。
イヌとネコとを比べると、ネコの方が愛されてる感じがあります。
基本的に外飼いのため、飼いやすいというのもあるのでしょうか。
ただ、外飼いしてると、同じく外飼いのニワトリにとって天敵になりそうな気もするんですよね。特にヒヨコ。
やっぱりそういうネコは生き残れず、血統を残せないのでしょうか...
わりと街中でも見かける家畜。
生ゴミや雑草をタンパク質へと変換する優れた変換装置です(笑)
生ゴミや雑草をタンパク質に変換する変換装置その2。
マコンゲニ市場周辺にたくさんいて、市場から出る生ゴミを漁っています。
ケニア政府がレジ袋を前面的に禁止するまでは、胃袋にレジ袋が詰まってよく死んでいたそうですが、状況はよくなったのでしょうか...
処分場でゴミを漁ってるウシは、郊外で放牧されているやつだと思うんですが、このウシの肉が食肉として流通してるのかと思うと、なかなか恐ろしいことですね...
ヒツジもいますが、数は少ないですね。
こっちのヒツジは全体的に薄汚い印象があります...(笑)
こちらも生ゴミをタンパク質に変換する、優れた変換装置です(笑)
ウサギはたいてい木で作った小屋に押し込めて飼われてますね...たぶん、土の上で飼うと穴掘って逃げるからではないかと。
ここまで書いてきて、身近に野生動物っていないものだな、と改めて思います。
いくらアフリカだからって、その辺にシマウマとかキリンとかがうろちょろしてるわけではないんですよ!
ティカ市内で身近に見られる野生の哺乳類というと、サバンナ・モンキーとかベルベット・モンキーと呼ばれるこの白いサルですね。ニホンザルよりちょっと小さい。
人間が残したサトウキビのカスを食べています。
他には...ネズミがいますね。
あとリスがいるんですが、写真は撮れていません。