ケニア飯紹介
久しぶりのブログになってしまいました。
11月初めに休暇明けのカウンタパートが帰ってきて、すごくやる気に満ち溢れており、活動でやることが増えてきました。
これまで活動でやることがなく暇してる時間が長かったので、メインの活動以外に色々と手を広げてきたわけですが、手を広げ切ったところで一気にメインの活動が忙しくなり焦っています。やらなきゃいけないことが山積みに...!
そんな状況ではありますが、いったん現実から目を背けて、ブログを書こうと思います。せっかくケニア飯の写真も溜まってきたことですし...ね。
①豆
ギゼリは、マメとメイズ(白トウモロコシ)を煮込んだもので、キクユ人の伝統的な食べ物です。
これで150円くらい。安くてお腹がいっぱいになるランチの定番ですね。
私もギゼリを作ってみたのですが、メイズがぜんぜん柔らかくなりませんでした。
職場の人に話したところ、「乾燥メイズは長時間煮込まないと柔らかくならないので、生メイズを使うべし」というありがたいアドバイスをいただきました。
マメは乾燥ものを使うので、メイズもそうだと思い込んでましたね...
そもそもマメやメイズは長時間煮込むものなので、ジコ(jiko)というかまど(七輪みたいなやつです)を使った方がいいそうです。ガスコンロで煮るなら圧力鍋を使え、だそうです。
②ニャマチョマ
ケニア料理のごちそうと言えばこれ。ニャマチョマです。
スワヒリ語で、ニャマ Nyama(肉)、チョマ Choma(焼く)。つまり焼肉ですね。
ニャマチョマ屋へ行くと、牛肉やヤギ肉の塊を豪快に炭火で焼いており、注文するとこんな風に切ってくれます。
ニャマチョマはキクユの料理というわけではなく、ケニア中で食べられているそうです。
一人で食べるものではなく、みんなで囲んで食べるもののようですね。
鶏肉の場合は「ククチョマ」と呼ばれます。クク Kuku(ニワトリ)、チョマ Choma(焼く)。焼き鳥ですね(笑)
豚肉はなぜかニャマチョマ屋では扱っていないのが普通で、豚肉を扱うお店が別にあるんですよね。なんででしょうね。豚肉食を禁じているイスラム教と関係がありそうなきがしますが...
これはポークレストランの様子です。こんな感じで切ってくれます。
③サマキ
サマキ Samaki(魚)も人気のある食材です。
調理法は主にフライです。揚げただけのドライフライと、スープに浸したウェットフライがあります。
海岸地域では様々な海産物が獲れるので、シーフードもバリエーション豊かなようですが、内陸地域ではティラピアとか、ヴィクトリア湖名物のナイルパーチなどが主となります。
いまだに、魚のドライフライでウガリを食べるのはなじめませんね...どっちもぱさぱさしているので。ぱさぱさのおかずでぱさぱさの主食を食べるのって、どうも苦手ですね...(苦笑
④芋
ケニア人はわりとチップス(フライドポテト)が好きな印象です。Chipsi(チプシ)とも呼ばれます。
お昼ごはんにお皿に山盛りのチプシを食べてる人をよく見かけます。それで100~150円くらいなので、お手軽ランチなんでしょうね。栄養的にはどうかと思いますが...
キクユ語の先生いわく、「キクユ人はお茶以外なんにでもジャガイモを入れる」というほど好まれる食材だそうです。
他にも、キャッサバや、アロールーツというサトイモの仲間のイモも主食として食べられています。
ここまで見てきてなんとなくわかると思いますが、ケニアでものすごくおいしい食べ物に出会うことはそんなにありません...笑
とは言え、まだまだケニア飯初心者なので、おすすめがあればぜひ教えていただきたいところです。
今のところの私の一押しは、ティカのジャムフリ市場の中のお店で飲めるウジですね。
ウジ Ujiはケニアの伝統的な飲み物で、イモをすりつぶしたものやら、マメを挽いたものやらを混ぜて作るお粥です。
地域やお店によって材料や製法に違いがあり、発酵させて酸味をつけるウジもあるようです。