ケニア滞在第二週 ナイロビより愛をこめて②
本日は聖金曜日。Good Fridayというやつです。
イースター休暇の始まりです。
3/27(土)に発令された規制措置は、このホリデーを前に引き締めを狙ったものだろうと思われます。(ところで規制とか禁止令のことをスワヒリ語でMarufukuと言いますが、日本語っぽいですね。マルフクって。)
これが私たちにとってどのような意味を持つのかというと、ホテル周辺以外にほぼ外出ができないこの状況において、4日間まるっと時間が空く、ということです。
今週は語学のオンライン研修と事務所との打ち合わせで、ず~っとホテルの中。
週末もホテル。
このご時世なので仕方ないのですけどね...
腐っていても仕方ないので、近況報告をしていこうと思います。
今日は、日々の楽しみである食事について。
この状況下で、外食の自粛をJICA事務所より求められているので、食事は近所のスーパーで買うか、Uber Eatsなどのフードデリバリーを使っています。
ピザショップとかKFCとかもデリバリーをやってるので、注文できます。
とは言え、せっかくナイロビにいるのにピザもなぁ...と思うので、アフリカ飯にチャレンジしています。
こんな感じで届きます。さてこれは何...?
答:お魚定食です。揚げたティラピアとウガリ。
ウガリはどこで注文しても量が半端ないです。ご飯に換算したらどんぶり飯サイズだと思います。ケニア人はみんなこんなにウガリを食べるのだろうか...?
そして、薄味の白身の揚げ魚と合わせて食べるというのが、いまいち日本人の味覚(ご飯+しょっぱいもの)からイメージしにくいんですよね...まずいとかではなく。
これは牛肉の煮物とウガリ。想像以上にトウガラシが効いていて辛いです。
しかし盲点だったのは、ウガリはこれともいまいち合わないのです...辛いスープにつけても味がウガリに吸い取られてしまう...なぜなんだぜ...?
ちなみに、ケニアでは牛肉が安いです(鶏肉の方が高い)。そして牛肉はとても固いです。あごが強くなりそう。
ギセリとチャパティ。
ギセリは中央高地エリアのキクユ人の料理で、豆とメイズ(トウモロコシ)を煮込んだものです。写真のギセリは、牛肉(固い)と葉物野菜とパクチーが入っています。おいしい。
チャパティは見ての通りで、小麦粉のクレープみたいなものです。なかなか悪くない組み合わせですね。
野菜のビリヤニとポテトフライ。
このあたりはケニア東部の海岸地方の料理のようです。
(ケニアの東部はインド洋に面していて、古くからアラブやインドとの交易が行われていた地域です。それらとアフリカのバントゥー文化が混ざって生まれたのがスワヒリ文化である、と理解しています)
ビリヤニはスパイスやパクチーが効いていてとてもおいしかったのですが、量が多くて、イモを頼むんじゃなかったと後悔しました...笑
でも今のところ一番おいしいのはフードデリバリーの食事よりも、ショッピングモールのスーパーのお惣菜ですね。外国人向けの味付けなんでしょうか...?
ラムのビリヤニとギセリ。おいしい。
緑の野菜はスクマ・ウィキと言います。ケールのことだそうです。
スーパーだとグラム単位で量り売りなので量も調整しやすくていいんですよねぇ...ここのモールがちょっと遠いのが残念です。近所のスーパーにもこういうお惣菜コーナーがあればいいのになぁ、って思ってます。
ホテル暮らしであんまり出歩かないし、動かないし、ホテルではお茶の時間にケーキやパンがいっぱい出てくるので、あんまりお腹が減らないというのも悩みの種だったりします。この生活してると糖質過多で太りそう...
でもケニア飯にはチャレンジし続けたいと思っていますので、おすすめを教えてください、詳しい方!