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×2020年4月→改め2021年3月よりJOCVとしてケニアへ。いろいろ情報発信ができるといいな

Thika通信① Settlement

ついにやってまいりました。キアンブ・カウンティ、ティカ。
カウンティというのはケニアの行政区分で、全国に47あります。日本の県みたいなものですね。
その下に市町村にあたるサブ・カウンティというのがあり、ティカはそれにあたります。
キアンブ・カウンティにはキアンブという街があり、カウンティの庁舎などが置かれているのですが、人口規模でいくとティカがカウンティ内の最大都市です。30万人弱の人口を擁するなかなかの都市です。福島県の県庁所在地は福島市にあるけど、人口が一番多いのはいわき市みたいな話ですね、たぶん。

そんなわけで昨日5/17(月)にキアンブ市の県庁の事務所へ行き、環境系の部署の関係者の人たちへのあいさつを済ませて、ティカにやってきました。
ティカで一緒に働く同僚にあいさつをして、彼女たちが探してくれた住居候補をいくつか回り、とりあえずはホテルに腰を落ち着けました。
そんなに何かしたわけでもないんですが、もうへとへと。

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夕暮れのティカ。ホテルの部屋より。

ここからが協力隊の第一の試練かもしれません。
異国に一人。いよいよ始まった、という感じる一方、心細さもありますね。JICAや職場の同僚の支援を受けられるとは言え、ほとんど何にも知らない外国の町で一人。
どれくらいで慣れるんでしょうか。
本格的な活動開始は6/1になりました。約2週間の期間で、アパートの部屋探し・契約をして、家具家電を揃え、まずは生活の基盤を整えないといけません。
できることから着々と進めていこうと思います。

今日はぶらぶらとティカの中心街(タウンセンター)周りを歩いてみました。
メインストリートは交通量がけっこう多いです。特に、ホテル前を通っているハイウェイから繋がる道路はすごい。渡るだけでも命がけな感じです(笑)歩道橋はおろか横断歩道もないので。周りのティカ市民の動きを見て、彼らの真似をして渡ります。
街中はかなり人出が多いです。ティカのセンターには官庁施設やスタジアム、大学、職業訓練校などの公共施設があるのですが、そういった施設の周りに簡易な小屋などを立てて物を売るお店が並びます。きっとケニアの他の町でも同じような感じなのでしょう。
ちょっとセンターを外れると急に道が悪くなり、道端にゴミが散乱し、というのもきっと他の町と共通なのでしょうね...
街中にはスーパーやショッピングモールがあって、生活には不自由はなさそうです。
道を歩いていると色々と声をかけられたり絡まれたりするかな~、と思っていたんですが、それほど大したことはなかったですね。数人程度。2時間くらい歩いてる中でほとんど外国人を見かけなかったので、私はめちゃくちゃ目立っていたと思うんですが。

2時間程度のウォーキングでしたが、やっぱりめちゃくちゃ疲れます。緊張感がすごい。こればっかりは徐々に慣れていくしかないですね。
あと、ティカはナイロビと比べて暑い気がします。昨日はスーツを着てたので暑いのかなと思ったんですが、やっぱり暑い。調べてみたらナイロビより200~300mほど標高が低く(1,500mくらい)、赤道により近いという地理なので、実際に暑いのでしょう。とは言え湿度は低く、ぜんぜん快適な気候ですが。
あとは、ナイロビと同じく埃っぽい。車がいっぱい走っているので、砂埃が舞い、空気も悪そうです。

明日は職場に顔を出して、家具探しの相談でもしてみようかと思います。
気は逸りますが、焦らずポレポレで。