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×2020年4月→改め2021年3月よりJOCVとしてケニアへ。いろいろ情報発信ができるといいな

ケニア滞在第一週 ナイロビより愛をこめて①

志してから随分と時間がかかってしまいましたが、念願のJICA海外協力隊員として、ようやくケニアに派遣されました。

しかしながらケニア渡航したからといって、これからいつもの協力隊員のように活動を行います、とはいかなさそうです。詳細は後述しますが、ケニアはコロナ第3波の最中のためです。

派遣第一週が終わる(とは言え、まだこっちに来て4日目ですが)ということで、ひとまずここまでを振り返ってみようと思います。

 

〇成田

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成田空港はかなり静かでした。人が少ない。便によっては人が行列したりしてますが、そもそもの便数が少ないので、絶対的に人が少なく静かです。飲食店も閉店・休業のところが目立ちます。夜8時をまわると、お店はほぼすべて閉まります。両替所も閉まってしまうところが多いです(!)
乗換のドバイが人で賑わっていた(あれでも減ってるのでしょうけど)のとは対照的でした。

出国当日にPCR検査を受けます。2~4時間で結果が出るみたいです。鼻に突っ込まれるやつです。しんどいです。
PCRの結果を2種類オンラインで登録したのですが、苦労して登録したのに片方はまったく使用しませんでした...なんだったんだあの苦労は...(空港からホテルに戻るバスを乗り過ごすくらい集中して登録したのに...)

ドバイ経由でナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港へ。機内は空いています。1席以上間隔を空けてます。多くの乗客が2席使って横になって寝てました。小心者なので、そういうのできないんですよねえ...

 

〇ナイロビ

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そして遂に到着しました。ケニアへ。長い道のりでした。
ナイロビの日差しは強く、空気は乾いていて、風は涼しく、そしてほこりっぽい。そんな街です。
空港まで職員の方々に迎えに来ていただいて、ホテルへ。空港から市街地への道沿いにナイロビ国立公園が広がっています。アフリカスイギュウが草を食んでいるのが見えました。
そこから先に進むと、広い道路にたくさんの日本車が走っています。左走行・右ハンドルで走ってるのはほとんど日本車。風景も運転マナーもボコボコになった車も、すこしも日本っぽくない中を日本車ばっかり走っている、不思議な光景です。
これだけ運転マナーがヤバい中でも、人々は平気で道端を歩くし、道を横断していきます。物売りたちは車の間を歩き回ります。思ったよりも彼らは推しが強くないんですね。そんなにあっさりで物が売れるのか、と逆に心配になります笑

 

〇ホテル

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そんなこんなで市内のホテルへ。実はこのホテルのすぐ近くに、JOCV隊員用のドミトリーがあるのですが、新型コロナ感染対策のために1ヶ月はホテル住まいとなります。
タイミングの悪いことに、今月からケニアはCovid19第3波の真っ最中であり、本日3/27から大統領令によって規制が強化されました。ナイロビをはじめとする5つのカウンティ(日本の県のような行政単位)と他の地域との移動が禁止され、学校での授業や飲食店の営業が制限されたり、公共交通機関の乗員数や集会の人数の上限が決められたりしています。(私の任地であるキアンブ・カウンティも5つのカウンティに含まれています...)
ただでさえJICA関係者はナイロビ市内を自由に歩き回ることはできない(治安が悪いためタクシー移動となります)のですが、さらに厳しい制限です。外食もできません。現地での語学訓練もホテルでオンラインになるようです。1ヶ月はこのホテルに缶詰に...うーん仕方ないけども。大変な時期に来てしまったなぁ...

とは言え、ウーバーをはじめとする配食サービスとか、近所のショッピングセンターに買い物に行ったりと、可能な範囲でいろいろ動いております。また次回以降で追々その辺について書いていきたいと思います。

大変な時期ですが、ここまで来られたことは本当に良かったと思っています。この環境下で何をどこまでやれるのかわかりませんが、まずはこの環境に慣れていくことから始めます。次回も乞うご期待!